ご褒美で釣る
AD/HDの子どもには、ご褒美システム(トークン)が有効だと言います。
今うちの子がやっているのは、毎日身の回りのことをするたびに決められたポイント(お金)がたまるシステムです。
例えば、
朝ごはんをちゃんと食べると5円。
歯磨きをすると1円。
いろいろやると1日で30円ぐらいになります。
このいろんな事柄を、コルクボードに貼り付けて、できたものから「できました」の場所に移動させるのですが、これが視覚的にも入りやすくて嬉しいのか、
「じゃあ、歯磨きしてくるね」
「これも片付けたよ」
と言ってやっています。
何から何まで嫌がってたくせに、どうしちゃったんだろう?!と驚くばかりです。
もう一つのトークンは、ゲームの追加キャラです。
最近のゲームは、イヤですね。これより先は別料金(しかも数十円)です、という場面が度々やってきます。
私は、試しに
「コレが欲しければ通信教材の勉強を1単元分やりなさい」
と言いましたら、これも嬉々として取り組むのでした。
ゲームの強いキャラクターを手に入れる権限を大人が握っておく、というのも一つの方法だと思いました。